公益財団法人カシオ科学振興財団

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第35回(平成29年度)研究助成金贈呈式 2017年12月1日

12月1日、公益財団法人カシオ科学振興財団は、カシオ計算機株式会社 本社大会議室において、第35回 平成29年度 研究助成金贈呈式を行い、91大学288件の申請の中から41件の研究に対し過去最高額の計6,487万円を助成しました。

贈呈式では冒頭に当財団理事長 樫尾隆司より財団設立の経緯説明と財団役員ならびに寄附企業の皆様のご協力に対する謝辞が述べられ、「当財団は科学の発展に寄与すべく、飽くなきチャレンジをし続ける姿勢を持つ旺盛な研究者に対して、これからも応援をし続けて参りたいと考えております。先生方皆様のご研究がより社会の発展に貢献できますことを心よりお祈り申し上げます。」という助成金受領者への期待が語られました。
続いて今回助成を受けられた41名の研究者の方々が順に紹介された後に、選考委員を代表して早稲田大学 名誉教授 松山泰男先生が総評を述べ、深層学習による研究の加速とごく近日中に到達すると言われているシンギュラリティ、技術的特異点の問題に触れ、若い研究者がこういった時代に研究に携われる幸運を理解しつつ成果を上げて欲しいと期待が述べられました。引き続き理事長より受領者代表の東北大学 鶴岡典子 助教へ研究助成贈呈状を授与。受領者を代表して立命館大学 中川毅 教授と岡山理科大学 福田博人 助教の2名より挨拶があり、中川教授は「年縞堆積物を用いた気候変動の解明」について、福田助教は「統計的リテラシーを持つ人材育成の研究」について、それぞれ研究内容を紹介し、助成金受領の謝辞を述べました。
贈呈式後の懇親会では当財団の評議員であるカシオ計算機株式会社 代表取締役会長 樫尾和雄より挨拶の後、当財団評議員 東京大学 名誉教授 並びに高知工科大学 名誉教授 佐久間健人先生の乾杯の御発声のもと、和やかな雰囲気で参加者全員が交流されました。また懇親会の中締めとして当財団の理事であるカシオ計算機株式会社 代表取締役社長 樫尾和宏より挨拶と手締めがあり、本年度の懇親会がお開きとなりました。

理事長挨拶

理事長挨拶

選考総評 選考委員 松山泰男先生

贈呈状授与 鶴岡典子先生

受領者代表挨拶 中川毅先生

受領者代表挨拶 福田博人先生

助成金受領者 記念撮影

懇親会

懇親会挨拶 評議員 樫尾和雄会長

懇親会挨拶 評議員 樫尾和雄会長

乾杯挨拶 評議員 佐久間健人先生

懇親会風景(1)

懇親会風景(2)

懇親会風景(3)

挨拶・中締め 樫尾和宏社長

挨拶・中締め 樫尾和宏社長

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